2016年02月02日

高浜原発再稼働

平成27年12月26日(土)の読売新聞の社説で、「『差し止め』覆す合理的決定だ」との見出しで、福井地裁が、高浜原発3、4号機の再稼働差し止め決定の仮処分を保全異議審で取り消す妥当な決定を行った、と穏やかに書いてあった。
私は保全異議審というものがあることさえ知りませんでしたが、仮処分決定に至った経緯と安全性についての科学的考証には疑問を持っていたので、適切な判断だと思う。
と、ここまでは昨年末に書きかけていた内容です。

さてこの度、高浜原発3、4号機が稼働するということですが、私はよかったと思っています。
別に原発推進派ではないのですが、安定電力の確保のためには、当面は原発に頼らざるを得ないと考えています。
ただ、原発の新設や老朽化が近い原発の再稼働はやめて、高度な安全性が確認された原発だけを再稼働にして欲しいと思います。

原発事故は別にして、原子炉の中で長い間放射線に曝された部材は放射能を持ち、完全に廃炉にするには数10年〜百数10年もかかるらしいので、地中深く埋めるのかどうかは知りませんが、ずっとリスクと不安が伴うことになりそうで気になります。
世界中に400基ほど原発があるらしいのですが、大丈夫かなぁと思ってしまいます。
しかし、それほどの原発があるのは、どこの国も安定した電力が必要ということなのでしょう。

済んだことを蒸し返すようで、あまり気が進まないのですが、最初に仮処分の取り消しのことを書いたので、高浜原発3、4号機の再稼働差し止めの仮処分決定に至った経緯を簡単に振り返ってみます。
科学的知見がなく、科学を無視し、自分の信条だけで判断している一人の福井地裁の裁判官に、関電などが振り回されたような気がします。

・平成26年5月21日 福井地裁が関西電力大飯原発3、4号機の運転差し止めを命じた
 判決文からは「絶対安全でなければ原発の稼働は認められない」と言っているように聞えるが、以前の記事で書いたようにこの世に絶対ということがあるだろうか。強調的に使うことはあるかもしれないが、少なくてもまともな科学者・技術者は使わない。乗物、家電、合成洗剤、食品、階段、風呂...絶対安全というものがあるのだろうかと思う。
 原発についても、そもそも停めていれば安全なのか?核燃料はどこにあるのか?と思う。

・平成26年12月5日 高浜原発再稼働差し止めの仮処分申立

・平成27年4月、裁判長は名古屋家裁に異動するが、裁判所法の規定よるのか、同原発再稼働差し止めの仮処分申立で福井地裁の裁判長を務めた。

・平成27年4月14日、福井地裁が再稼働差し止めの仮処分決定
 科学的な内容にはあまり踏み込んでおらず、踏み込んでいるところは間違いや思い込みによる根拠のないものが多い。
 ところで、少し驚いたのは地元の100人くらいが原告かと思っていたが、わずか9人ということだった。それも全員30q圏外の人で、その中には、京都、大阪、兵庫の人もいたということだ。支援団体を含めれば多いということなんでしょうか??
 地元の県知事、町長、町議会が再稼働に同意しているのに、どうも納得がいかない。そもそも、仮処分の案件ではないと思う。

・平成27年12月24日 福井地裁仮処分決定を取り消し
 裁判長が替わってまともな判断となった。

簡単に書こうと思っていたんですが、長くなってしまったのでこの辺で筆を置こうと思いますが(風流な表現?)、凡人なりに今後安定した電力源となるものを考えてみましたが、やはり難しいですね。

・地熱発電      どんどん進めて欲しいですが、得られる電力量がどうかなと思います。
・バイオマス     やはり電力量が少ないし、安定した電力かどうか疑問です。
・メタンハイドレート 青山繁晴さんがあそこまで言うのだから、日本海側も調査して資源として使えるかどうか確認して欲しい。
・マイクロ波     「ちょっと修理に行ってくるわ」という訳にはいかないし、乗っ取られて宇宙兵器になる懸念もあるかな。
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